はじめまして、LIP STICK代表の近藤です。
私が美容師を目指したのは、ある美容師さんがキッカケでした。
私は産まれた時から髪が多くてかたく、しかも真っ黒だったので、すぐにボリュームが出てしまい、ヘルメットのようになる悩みがありました。
高校を卒業するまで散髪屋さんに行っていましたが、なかなか悩みを改善することはできませんでした。
そんな時、友人に誘われて生まれて初めての美容室で男性スタイリストさんに担当していただき、理想のヘアスタイルにしてくれました。
「めっちゃいい感じやん」
とずっと鏡ばかり見ていたことを今でも覚えています(笑)
その後もこの美容室に通い、今まで悩んでいたことが嘘のようにヘアスタイルを楽しむことができるようになりました。
そこで、
「僕もこの美容師のお兄さんのように、髪で悩んでいる人を救う仕事がしたい!」
と思い、1年働いたホテルマンの仕事を退職し美容師になると決めました。
その後美容学校に入学し、国家試験にも合格。
「これで悩んでいる女性をキレイにしてあげられる!」
とワクワクしていましたが・・・現実は違いました。
私が働いていた美容室では「アシスタント」がいるお店だったので、
複数のスタッフがお客さんを担当するというやり方だったため、
一人一人のお客さんに向き合っての施術ができませんでした。
そんなある日・・・
くせ毛で悩んでいる30代の女性が来店され、縮毛矯正をすることになりました。
メインの担当は僕でしたが、他のお客様の予約も入っていったので、薬の塗布やアイロンを全てアシスタントにお願いした結果、一部分の髪を傷ませてしまったのです。
もちろんアシスタントが悪いわけではなく、しっかりチェックをしていなかった担当の僕の責任です。
そのお客様には正直に伝え謝罪し、返金やその後のトリートメントなどをさせていただきましたが、
「こんなことは起こってはいけない。でもどうしたら・・・」
と、複数で対応することの難しさを初めて実感しました。
「このままでは女性を幸せにすることはできない」
と考え、一人ひとりのお客様に向き合い合えるよう、自分のサロンをオープンすることを決意しました。
「これで自分のしたいことができる!」
と理想を抱きながらオープンに向けて準備していましたが、効率を考えてしまい、
気づけばアシスタントを採用し、以前と同じ繰り返しをしてしまっていたのです。
多くの美容室にはアシスタントがいます。それ自体が問題という訳ではありませんが、
特に「縮毛矯正」に関しては、施術の難易度が高い分、複数で対応(薬剤塗布やアイロンを2人で対応)
することで問題が出てしまう可能性が高くなります。
幸い、縮毛矯正の勉強には力を入れていたので、以前のような大きなトラブルはありませんでしたが、
同じ繰り返しをしてしまっている自分に違和感を感じはじめていました。
そんなある日・・・あるスタッフから、
「今日お話があります・・・」
と言われました。
おそらく退職したいという話だと確信しましたが、実際そうでした。
しかし、それだけでは終わらず、さらに1人、また1人、さらにまた1人と・・・
働いてくれていたスタッフ4名全員がたった4ヶ月間で退職してしまいました。
経営者として情けなく、悔しいし、これから1人でどうしようという不安でいっぱいになり、
その頃は本当に自信をなくし、
「美容室経営向いてないのかな」
と考えるようにもなり、帰って毎日泣いていました。
そんな落ち込んでいる姿を見た家族や友人、そしてお客様から、
「大変だと思いますがお店続けてくださいね」
「辞められたらうちの家族みんな困るので頑張ってください」
と励ましのお声をたくさんいただき、
「今なら私が本当にやりたかったことができる」
と考え、一人ひとりのお客様に向き合い、お悩みを改善し、理想を追求して、
根本から治す「毛髪改善」をすることを決意しました。
私はただ髪を切ったり、染めたり、クセ毛を伸ばすだけでは女性は幸せにならないと思っています。
「ツヤのあるキレイな髪になることこそ女性がより魅力的になる」
美容室から帰る「その日だけ」ではなく、ご自宅でも簡単に再現できることが大切だと考えています。
それが現在のかたち「髪質改善・縮毛矯正専門店」です。
もちろん形だけではなく、技術でもお客様に最高の施術をご提供するために、
独自のルートで最高級の薬剤を入手し、県外へ技術を習いに合計数週間通い技術を習得し、
「縮毛矯正のプロ」の認定書をいただくことができました。
おかげさまで今では最大2ヶ月待ちになり、クセ毛や髪のダメージに悩んでいるお客様たちに、
「もう怖くて他に行けないわ」
「ようやく理想の美容室を見つけました」
「これが自分の髪だなんて信じられない」
という嬉しいお声をたくさんいただいています。
ツヤのあるキレイな髪になったお客様の笑顔が私の最高の喜びです。
もしあなたもお悩みでしたら、お気軽にご相談ください。