はじめまして、LIP STICK代表の近藤です。

私が美容師を目指したのは、ある美容師さんがキッカケでした。

私は産まれた時から髪がボーボーで、

モンチッチ(昔流行ったおさるさんの人形)みたいと言われていたそうですが、

髪が多くてかたく、しかも真っ黒だったので、すぐにボリュームが出てしまい、ヘルメットのようになる悩みがありました。

高校を卒業するまで散髪屋さんに行っていましたが、なかなか悩みを改善することはできませんでした。

その後ホテルマンに就職し、友人に誘われて生まれて初めて美容室に行く機会がありました。

すごく流行っている美容室だったので、スタッフの方やお客さんもたくさんいて緊張であまり覚えていませんが、

すごく軽い理想のヘアスタイルにしてくれました。

「めっちゃいい感じやん」

とずっと鏡ばかり見ていたことを覚えています(笑)

その後もこの美容室に通い、今まで悩んでいたことが嘘のようにヘアスタイルを楽しむことができるようになりました。

そして、

「僕もこの美容師のお兄さんのように、髪で悩んでいる人を救う仕事がしたい!」

と思い、1年働いたホテルマンの仕事を退職し美容師になると決めました。

2年遅れの20歳から美容学校に入学し、なんとか国家試験にも合格。

「これで悩んでいる女性をキレイにしてあげられる!」

とワクワクしていましたが・・・現実は違いました。

私が働いていた美容室では「アシスタント」がいるお店だったので、

複数のスタッフがお客さんを担当するというやり方だったため、

一人一人のお客さんに向き合っての施術はあまりできませんでした。

そんなある日・・・

くせ毛で悩んでいる30代の女性が来店され、縮毛矯正をすることになりました。

メインの担当は僕でしたが、他のお客様の予約も入っていったので、

薬の塗布やアイロンをアシスタントに全てお願いした結果、一部分の髪を傷ませてしまいました。

もちろんアシスタントが悪いわけではなく、

しっかりチェックをしていなかった担当の僕の責任です。

そのお客様には正直に伝え謝罪し、返金やその後のトリートメントなどをさせていただきましたが、

「こんなことは起こってはいけない。でもどうしたら・・・」

と、やはり複数で対応することの難しさを初めて実感しました。

その後、5年お世話になったお店を退職し、

念願の自分のサロンを作ることになり、

「これで自分のしたいことができる!」

と理想を抱きながらオープンに向けて準備していましたが、スタッフが思うように見つからず、

気づけばアシスタントを採用し、以前と同じ繰り返しをしてしまっていたのです。

多くの美容室にはアシスタントがいるので、それが自体が問題という訳ではありませんが、

特に「縮毛矯正」に関しては、施術の難易度が高い分、複数で対応(薬剤塗布やアイロンを2人で対応)

することで問題が出てしまう可能性も高くなります。

幸い、縮毛矯正の勉強には力を入れていたので、以前のような大きなトラブルはありませんでしたが、

同じ繰り返しをしてしまっている自分に違和感を感じはじめていました。

そんなある日・・・あるスタッフから、

「今日お話があります・・・」

と言われました。

おそらく退職したいという話だと確信しましたが、実際そうでした。

しかし、それだけでは終わらず、さらに1人、また1人、さらにまた1人と・・・

働いてくれていたスタッフ4名全員がたった4ヶ月間で退職してしまいました。

経営者として情けなく、悔しいし、これから1人でどうしようという不安でいっぱいになり、

その頃は本当に自信をなくし、

「美容室経営向いてないのかな」

と考えるようにもなり、帰って毎日泣いていました。

そんな落ち込んでいる姿を見た家族や友人、そしてお客様から、

「大変だと思いますがお店続けてくださいね」

「辞められたらうちの家族みんな困るので頑張ってください」

と励ましのお声をたくさんいただき、

「今なら私が本当にやりたかったことができる」

と考え、一人ひとりのお客様に向き合い、お悩みを改善し、理想を追求して、

根本から治す「髪質改善」をすることを決意しました。

それが現在のかたち「縮毛矯正専門店」です。

もちろん形だけではなく、技術でもお客様に最高の施術をご提供するために、

独自のルートで最高級の薬剤を入手し、名古屋や埼玉まで技術を習いに通い、合計数週間、技術を習得し

「ストレーター」としての認定書をいただくことができました。

おかげさまで今では、本当にクセ毛で悩んでいるお客様たちに、

「もう近藤さん以外怖くて他に行けないわ」

「ようやく理想の美容室を見つけました」

「これが自分の髪だなんて信じられない」

という嬉しいお声をいただいています。

ツヤのあるキレイな髪が手に入った時のお客様の笑顔が私の最高の喜びです。